「緊張した毎日の中、少しでもみなさんの癒しになれてるんですね。花も喜んでいると思うし私も嬉しいです。本当にありがとうございます」
お礼を言っているとポケットのスマホが震え
「いいわよ。どうぞ」
お2人に言われ取り出してみると
つーぴょんと記された文字。
クスッと吹き出して
「秘密ですよ…」
笑いながらスマホの画面を見せると
「つーぴょん?」と不思議な顔。
「司さんです」
笑って答えると2人とも大きな声で笑いだした。
「司がつーぴょんなの?つーぴょんって呼んでるの?」
「つーぴょんだってよ。つーぴょん」
司…ごめんね。でも1人だけ笑われるなんてことしないからね。
私は由香里さんの方を見ながら
「藤堂家の若頭は、はーたんですよ?」
「はぁ?」なんて手を叩いて笑いだした。
「つーぴょんにはーたん?組員には聞かせられないねぇ」
佐和子さんは涙を流して笑っていて
「なんでそんなことに?」と聞いてきた。
「ゲームをして罰ゲームが呼ばれたくない名前だったんです」
「あははは。2人は負けたんだ」
「もう数えきれないほどやって、名前返上するのにまた負けてその繰り返しでみんな変な名前のまま終わったんです。」
「結衣ちゃんもあるの?」
「ありますよ。はーたんとつーぴょんのスマホにはその変な名前で登録されてます」
笑いながら言うと
「何、何?」と身を乗り出していて
「半ケツです」
「あはははは。結衣ちゃん半ケツって呼ばれてるの?」
「そうですよ。BRILLIAで何度も大声でみんなに呼ばれてました」
「なんで半ケツ?」
「結衣のむすぶって文字がけつって読みますよね。それなら半ケツがいいだろうって。イヤだって抗議したんだけど負けなきゃいいって言われて…燃えたけど結局負けて半ケツの命名をうけました」
