きせきの恋を信じますか

<学園祭当日>
「あ〜!めちゃ緊張するよ〜!」

もうすぐうちのクラスは開店です
お客さんが来ると思うとなんだか
緊張しちゃって…

「ドーンッ!!」
「わぁぁぁっ!!」
「ビックリした?w」
「もー!!もう少しで心臓止まりそうだったよ!!」

急に久保ちゃんが背中を押してきた
こんな緊張してるときにやめてよー!!

「開店3分前でーす!!」

もうそんな時間っ⁈早いよー…

「雪斗くん頑張ってね♡」
「私達応援してるから♡♡」

雪の周りには女子が集まっていた
応援エールを1人ずつ雪に言っている
私が見るからに絶対雪は話を聞いていないよ
本当大変でかわいそうだよ

「開店1分前でーす!準備してねー!」

よしっ!気合い入れて頑張ろっ!

「笑」

急に名前を呼ばれてビックリした

「雪!どうしたの?」

雪は少しおどおどしている

「今日は人がいっぱい集まるから
できるだけ近くにいてくれないかな…?」

あー…今日は余計にその格好だから
目立つよね

「しょーがないね…いいよ♪」
「ありがとう!!」

「開店しまーす!」

「雪!頑張るよー!!」
「おうっ!」

学園祭
いよいよ始まります

お母さん
空から見ててね!!