きせきの恋を信じますか

「ない!どこにもないっ! 」

教室にも更衣室にもどこにもない
家に持って帰ってないし
誰が持ってるわけでもないし…

私は心当たりのある場所を探した
でもやっぱりない

「も〜…どこなの…」

ふと外を見たら雪が居た
しかも手に何かを持っている

「なんだろ?」

よく見えなかったから急いでおりて
雪の行った方向を追った
たしか…こっちは焼却炉があったような
気が…

少し走ったら雪が見えた
雪は焼却炉の前に居た
手に持っているものを燃やそうとしているのかな?
手に持っているものよーく見てみたら
私の服だった
なんで雪が?なんのために?
気づいたら雪が私の服を放り込もうとした

「雪ーーーー!!ダメーーーーー!!」



「えっ?」