出会いの本〜出会えてよかった〜

トントントントン


私の廊下を歩く音だけが響く。


ただ一人廊下を歩いている私。

なんで一人かって?



……寝坊さ☆((ヤケクソ


今日の朝、美咲が起こしに来た時はもう家を出る時間で、


慌ててご飯食べて準備したけど全然間に合わず、皆さんより遅く学校に辿り着いたわけだよ


うん。


私は美咲を寝坊しないように起こしに行ってあげてるのに美咲は起こしてくれない……


言葉では表せない切なさを感じるぜ

コノヤローゥ!



そんな気持ちを抱えながら歩いていたら、

あらなんてことでしょう


私の教室じゃあ、ありませんか



カラカラカラ……


と、普通の力であけたらガラガラという扉を音を立てないように微小な力で開け、

ゆっくりと中に入る


そして、コソコソコソと四つん這いで窓際の自分の席を目指す

こういう時窓際不便……


つか、こんな地味子が遅刻とかしたらどう思われるのかな?


地味子のくせに……


とか思われるのかな?


ま、なんて思われようと勝手か。




いや、まて、地味子だからこそ、遅刻ができるのでは!?


存在感が薄すぎて気付かれないとかとか!


キタコレ!!