「本当に気味が悪るい……ッ?!!!」
目の前の玉をジッと見て驚きの表情を見せたその男は、わなわなと震え始めた。
右手をゆっくりと上げ、人差し指をその光へと向ける。
「何で村長さ………グァッ…」
『クククククッ…。田島さんや、すまんがあんたの身体を頂戴致しますじゃ』
その赤黒いオーブは、そのままその男の中へと入っていった。
そして辺りに漂っていた多くのオーブ達も次から次ぎに、男の身体の中へと入っていく。
外からでは分からないがその男の魂は、身体の中に入り込んだ玉によって掻き消されてしまう。
その男からは、禍々しい気を放ち始めた。



