「天神…様?」 「はっ?天神様?なんだそりゃ」 「んー、話せば長くなるんだけど」 どこから話せばいいのかな? 私は話し下手だから、上手く話せるか自信がない。 何て言おうか…と悩んでいると、私を抱きしめていた諒ちゃんが身体を離す。 え?もう離れちゃうの? まだ諒ちゃんとくっ付いていたいのにな…と、諒ちゃんを見上げたらキョトンとした顔の諒ちゃんがそこにいた。 「まさか遠りゃんせの歌に出てくる天神様か?」 「うん、…そんな感じ」 私も本当はよく分かってないんだけど、多分それでいいんだよね?