「諒ちゃんッ!!!」
もうダメッ!
気持ちの高ぶりが抑えきれなくなり、戸惑ったままの諒ちゃんに抱きついてしまった。
性急な気持ちをそのままぶつけたのに私の身体を受け止めた諒ちゃんは、やさしく抱きしめてくれた。
温かい…、
諒ちゃんの身体に私の胸が震える。
冷たく今にも心臓が止まりそうだった諒ちゃんの身体が今はもう、生命力に溢れているのが密着する身体から伝わってきた。
あぁ…、
幸せすぎて怖いくらいだよ。
ここは夢の中なの?
それとも死の世界に入り込んでしまったのかな?
そっと諒ちゃんの顔を見ようと上を向くと、戸惑った顔の諒ちゃんと視線が合った。



