「見つからなかったね」 全くの手がかりなしに、ガックリと肩を落としてしまった。 あれからアドレス帳に載っている瑞希の友達に片っ端から電話をかけたのだけれど、瑞希の居場所を知る者は誰もいなかったのだ。 「そうだな。…取り合えずおばさんに伝えに行くか」 軽く溜息をついた諒ちゃんの後に続いて階段を下り、一階のリビングにあるソファーでうな垂れているおばさんに報告した。 するとやはりおばさんは更に顔を青ざめさせ、力なくグッタリとソファーにもたれかかってしまった。