こんなに出血したら瑞希が…、
死んじゃうよ---
先ほど微弱ながらも感じた瑞希の鼓動はまだ、止まってはいない。
諒ちゃんも…、
まだ生きている---
お願いだからこれ以上、私の大事な人達を傷つけないで!
血を流しているところなんて、見たくないよ。
『ミズキオネェチャン ダイジョウブー?』
『ダイジョウブジャ ナイデショー』
『アハハハハ… ダヨネェ』
目の前の人形達が口々にそう言っているのが、聞こえてきた。
諒ちゃんと瑞希をこんな風にして、許せない。
さっきまで悲しみにくれていた感情が、怒りに染まる。



