【完】人形達の宴~通りゃんせ~



「み…ずき?瑞希!」




笑顔のままに…、


えぐれていない方の瞳が徐々に閉じられ、そして身体がピクリとも動かなくなってしまった。





いつも瑞希の身体から香るのは、優しい花のような香りだったのに…、


今は瑞希にはまるで似合わない血のニオイに、身体が震えてきた。





「あ…、あ………」



瑞希?


うそだよね?




こんなの…、


うそだ…よね?





信じ…、られない---





信じ…、たくない---