震える結衣の身体に『大丈夫だよ…』と背中に触れようとしたけれど…、 あぁ…、 身体が思うように動かないや--- 結衣の叫び声が聞こえたような気がしたけれど私の耳がおかしいのか、遠くから聞こえる感じがして、 徐々に何も…、 聞こえなくなってきた--- 痛みはないのに…、 結衣の温かい体温だけを感じる事が出来、これから訪れるであろう『死』に対してそんなに恐怖を感じる事なく…、 ただ幸せに、プカリと漂っているような感覚に…、 結衣に視線を向け、もう大丈夫だよ…と微笑みかけた。