「あ゛ぁ゛ッ!!!」
ポタッ、ポタッ---
私を貫く三体の腕が、私の身体に六つの穴を作る。
貫かれた私のお腹や頬の他、後はどこだろう?
痛覚がおかしくなったのか、貫かれたのに全く痛みを感じない。
人形の手によって貫かれた部分に意識を向けてみたけれど、やはりどこを貫かれたのかよく分からなかった。
ただ…、
目にかなりの違和感を感じたのが気になる。
視界もさっきとは違う事に引っかかりを感じた瞬間、私の身体から血がほとばしったのが見えた。
ただこの時、結衣へと向かっていた全ての攻撃を私が受け止める事が出来たのだと喜びにホッと安堵のため息をつく。
あぁ…、
結衣を助けることが出来て良かった。



