「結衣、諒ちゃん…ッ」
バタン…と倒れこんだ諒ちゃんを見て、自分の身体を叱咤するように足を叩く。
そしてよろける身体に鞭打って、一歩ずつ歩いていった。
すぐにでも駆け寄りたいのに…、
それさえも出来ないのが、更にもどかしく感じる。
先ほど見た人形の手が諒ちゃんの喉を突き刺していたのを思い出し、申し訳なさでいっぱいになった。
これで結衣にまで何かあったら…。
ううん、絶対に助けるッ!
これ以上、二人を傷つけはしない---
動け、私の身体ッ!!!
結衣の目の前までやってきた三体の人形の前に、私は飛び出した。



