視界に入った村長さんの手には黒煙がゆらゆらと、いつの間にか揺らめいていて…、 それを村長さんが投げると、部屋全体に黒い霧状が拡散した。 刹那…、 この部屋にいる人形達の雰囲気が、ガラリと変わる。 全ての人形達がまるで結衣と諒ちゃんが敵であるかのように、冷たい雰囲気が漂い始めた。 二人が危ない! 『瑞希ッ?!』 『ごめん、隼人さん』 視線を左右に動かし自分の生身の身体を探し出す。 そして…、 そこに飛び込んだ。