【完】人形達の宴~通りゃんせ~








……




それでも…、


やっぱり『通りゃんせ』の歌だけは耳に入ってくるな…と、ボンヤリ思いながら人形を見る。





歌を聴きながら、私が呟いた言葉…。




「……レクイエム……」



私と諒ちゃん、そして瑞希と木崎さんの為の葬送曲だ。





いつの間にか三体の人形達は話し合いを終えたのか、私に視線を向けそして…、


こちらに向かってきたのが視界に入った。





あぁ…、


このまま、私は死ぬのかぁ---





それともここで死ねば、夢から覚めるのかな?




倒れている諒ちゃんの冷たくなった手をギュッと握り締め、そして自分の頬へと持っていく。