【完】人形達の宴~通りゃんせ~



その人形はまるで私を睨みつけるように…、



タンスの上に乗っていた。





気のせいかもしれないけれど…。






人形が人を睨むなんて…、


そんな事、ある筈ない。



それは分かっている。






それでもその言い方が一番シックリくるくらい…、


その人形は私に冷たい視線を寄越してくる…気がしたのだ---






その人形に不気味さを感じ、身体が勝手に震えだす。