胸が…、 苦しい--- 瞳を開ける事なく動かなくなった諒ちゃんに混乱し、首を振った。 血だらけの諒ちゃんが、私の目の前にいるのが信じられないよ…。 信じられるわけない--- 頭がパニックになり、呼吸の仕方が分からなくなってくる。 あれ? どうやって息をするんだっけ? 「…はッ、………はッ…」 乱れる息が一定のリズムを刻む事なく、バラバラな息継ぎになってしまう。 そのせいで、頭が朦朧としてきた。