「諒ちゃーーーーーーんッ!!!!!」 諒ちゃんに寄り添い、そして顔を覗き込んだ。 仰向けに倒れこんだ諒ちゃんの瞳は先ほどとは違ってきつく閉じられており、口から血が流れ出ている。 いつものように諒ちゃんに近づくと香っていたニオイは、今はもう少しも感じる事はなく…、 鉄臭いニオイが、辺りに立ち込めていた。 ほんの少し前まで元気だった諒ちゃんのあまりの無残な姿に言葉が出なくて、震える指先で諒ちゃんの顔に触れてみた。 顔に触れても全く動かない諒ちゃんに、心が身を切られるような痛みに叫ぶ。