「痛いッ、いたたたたたッ!」 「…結衣ッ」 思いっきりぶつかってくるからかなり痛い。 でも、これくらい死ぬほどではないし我慢できる範囲だと痛みに耐えながら、片手で抱きこんでいた多恵ちゃんの背中を指先でそっとなで上げた。 震える多恵ちゃんに安心してと言いたかったんだけど、分かってくれたかな? 今だぶつかってくる人形達の攻撃に耐えながらも、多恵ちゃんに声をかけようとしたその時だった。 『クスクスクスクス…』 『♪トオリャンセ~ トオリャンセ~♪』 『ツギハ チョット イタイヨ~』