「キャァァァァーッ!」
ドガーーーーンッ!!!!!
突如、襲ってきた突風に私はそのまま吹き飛ばされた。
勢いが凄すぎて壁にぶつかった私は、呼吸もままならない。
「………はっ…、………イッタ…」
「結衣ッ!」
私のもとに急いでやって来た諒ちゃんが、私の背中をさすってくれる。
…でもあまりにも強く背中を打ちつけたからなのか背中にかなりの痛みが私を襲い、諒ちゃんに返事さえ出来ず無言で諒ちゃんを見上げる。
諒ちゃんの心配そうな表情が目に入り心配ないよと笑顔を向けようとしたその時、視界の隅に入った村長さんに驚きに目を丸くした。
また…、
村長さんが手を上げようとしている---



