【完】人形達の宴~通りゃんせ~



「いたっ?!」



ペンダントに触れた瞬間、感電したような痛みが私を襲い、すぐポケットから手を出し手を抱え込んだ。



いきなりでビックリした---





『ソンチョウサン』


「多恵ちゃん?」



私達から離れていた多恵ちゃんの小さな声が聞こえてきて、思わず顔をそちらに顔を向けた。





多恵ちゃんの魂の入っている人形が…、


震えている?





ブルブルブル---


人形の視線は村長さんへと向いていて、私の声がまるで聞こえなかったようだった。





そして通りゃんせの歌が徐々に止むのと比例して、ここにいる多くの人形達からざわめきが聞こえて始めた。


多恵ちゃん以外の人形達も、村長さんへと視線が向く。




その人形達も多恵ちゃんと同じように、身体がブルブルと震えていた。