【完】人形達の宴~通りゃんせ~




シッカリしろッ!


私ッ!!





自分に渇を入れた後、うっすら光に照らされた諒ちゃんの顔へと視線を向けた。



無論、まだ私達は抱き合ったまま。




「瑞希を見つけた」


「へっ?!瑞希?」




きょろきょろと上を見回し人形達を見た…が、人形が多すぎてどれが瑞希の人形なのかが分からない。




どれよ?


もう一度、諒ちゃんを見ると私の肩を掴んだ諒ちゃんは私から身体を離す。



そして視線をある方向へと向けた諒ちゃんは、そのままずんずん歩き始めた。





もしかしてそこに瑞希がいるの?



諒ちゃんの視線を辿って行くと、そこには---