気のせい…、だよね?


だってここに、瑞希はいないんだもん。




それなのに瑞希の声が聞こえるなんて、そんなの可笑しいよね。







そう…、


きっと気のせい。




多分ずっと、瑞希の事を考えていたからそのせいだ---






はぁー…、


溜息を一つつき、気持ちを切り替えた。