「…………ッ!」 「どうした?」 私の身体を軽く叩いた諒ちゃんの手に、ビクッと身体が跳ねた。 そんな私を不思議そうに見たが次の瞬間、諒ちゃんは何かに気づいたようにはっとしておじいさんに視線を向ける。 「なんでそんな事を言うんですか?」 「いやね。実はあのお堂にいる人形達は、お嬢さんが持っているような石が嫌いでね。だから出来ればお堂にその石を持っていくのを止めてはくれんかねぇ…」 その言葉にチラッと私を見る諒ちゃん。 その瞳は、本当に石なんて持ってんのか? と聞きたそうにしている。