「行くか」 「うん」 いつの間にか木崎さんが村の人に話しかけているなぁ…とのん気に見てたら、諒ちゃんが私の手を取り歩き始めた。 私達の歩いている、長い長い砂利道の左右には田園が広がっている。 今のところ田園ばかりが辺りを埋め尽くし、田園の奥には結構遠くにあるであろう山々が連なっていた。 あぁ、それでも田んぼの少し先には所々に家々があったり木々がうっそうと茂ってる場所も見える。 本当にのどかな村で、空気がとてもおいしい。 人は見当たらないけど---