「おい」 「へっ?」 二人きりの世界に突如、入り込んだ声にビクッと肩が震えた。 「だから俺がいる事、忘れんなっつってんだよ」 木崎さんの呆れた声に、またまた恥ずかしくなる。 「悪ぃな。でもこれから何が起こるか分かんないんだから好きにさせてくれ」 「………」 諒ちゃんの言葉に黙り込んでしまった木崎さんに、私は慌てふためく。