『アシタ マタ アソンデ モライナサイ』 『ソーダネ ソウスル』 口々にそう言った子供達はポンポンと、一体一体消えていった。 まるで何事もなかったかのように--- 最後に残された赤い着物を着た人形が、その場でジッと黙ったまま私を見つめていた。 『ユイ マタ アシタネ』 「瑞希、きっとあなたを連れ戻すから」 『………』 何かを言うのかと思ったがそれ以上何も言わずに、人形の姿がスーッと消えて行った。 瞬間、身体が脱力して床に座ったまま頭だけベッドにコテンと寄りかかる。