「おばさん、絶対に瑞希を探し出すから。だからおばさんは家で待っててね」
「ありがとう」
おばさんは私の手をキュッと握り返すと途端、ポロポロと涙をこぼし始めた。
それからおばさんが落ち着くまでしばらく瑞希の家にいた私はその後、諒ちゃんの家へと向かう。
ケガは大丈夫なのだろうか?
不安な気持ちを抱え、私は諒ちゃんの家のインターホンに触れた。
ピンポーン---
軽快な音を立ててその家の住人を呼び出す音を聞きながら諒ちゃんを待っていると、すぐに玄関の扉が開いた。
扉から出てきたのは腕に包帯を巻いた、諒ちゃんだった---



