「結衣ちゃんの言った通り、春日井村はおばさんの田舎。でもね、もう私の父も母も亡くなってるから実家には誰も住んでいないのよ」
「………」
じゃぁ、瑞希は今、どこで寝泊りしているのだろう?
「私の村は昔、自然災害が多かったの。それで神様に祈りを捧げるために子供が七歳の年になると人柱として殺されてしまった」
「えっ?!七歳の年になると殺されてしまうって事は、子供がいなくなっちゃうよね?…という事はだんだん村の人口も少なくなってきちゃうんじゃ?」
私の言葉にあぁ…、
とゆっくり頷くおばさんに首を傾けた。
「七歳になった子供とはいっても、全員が全員じゃなかったみたい。ごめんね、そこのところは詳しく分からないのよ」
「…そうですか」



