「絶対に瑞希を明日、連れ戻してくるからおばさんの知っている事全て教えてほしいの」
今までずっと、おばさんに対して違和感があった。
でもそれが何なのかまではよく分からなかったけど、でもおばさんの田舎の名前が出てからは絶対に何か知っているはずだと確信していた。
おばさんが私に話したくないのは、分かっている。
でも知っている事を話してくれないと、前に進む事が出来ない。
「…市松人形が瑞希の部屋から出てきた時、嫌な予感がしたの。でもまだ信じたくなくて」
「おばさん…」
「結衣ちゃん。絶対に瑞希を連れ戻して来てね」
私が頷いたのを確認したおばさんは覚悟を決めたように一つ頷き、そして話し始めた。



