「………、あーーーーッ!!!そうだッ!」 春日井村って、瑞希のお母さんの田舎だったはず。 うん、そんな名前だった。 もしかしておばさんの実家に、瑞希がいるのかも? うん、きっとそうだッ! そうに違いない!!! 不安で一杯だった気持ちが一気に晴れ、さっきよりも足取りが軽やかになった。 明日、迎えに行くから待っててね、瑞希--- 夕焼け色にはまだ染まってはいないが、それでも昼の明るさよりは薄暗く感じる空を仰ぎ見ながら決意を胸に力強く歩いた。