「送るよ」 恥ずかしいからさっさと帰ろうとまた諒ちゃんに背を向けると、すぐに声をかけられた。 その言葉に、クスッと笑ってしまう。 「諒ちゃんの家の隣が、私の家なんだけど」 「それでも行くんだよ」 心配だしな…と言って、諒ちゃんは立ち上がった。 まだ恥ずかしくて諒ちゃんと顔を合わせたくなかったんだけど、まだ諒ちゃんと一緒にいたかったから…。 だから諒ちゃんの言葉に甘える事にした。 隣の家だけど--- 家に帰ったその日の夜、何事もなくそのまま眠りにつく事が出来た。