「どこにいるのかも教えてくれないんだよね?」 『………』 ダメだ…、 何も答えてはくれない--- 痛む腕を近くにあったタオルでギュッと上から押さえ付けながら、これ以上ここにいても無駄なのかもしれないと思い始めた。 「ここの部屋にヒントはない?」 『…ナイ』 小さい声で人形がそう言えば、スーッとその人形は消えていった。