「ま、いなかったらいなかったでしょうがねぇか…。それよりさっきお店の人の話し聞いてて驚いたんだけど、六月の誕生石って一つだけじゃないんだな」 「パールとムーンストーン。それとアレキサンドライト…だっけ?」 「そう、それそれ」 私に指を指しながら頷く諒ちゃんを見ながら、さっき買った瑞希へのプレゼントの中身を思い出す。