「はい」 誰からきた着信かも見ずに電話に出ると一瞬、無言だった相手がおそるおそると声を出す。 『…あ、あの』 聞き覚えのない女の人の声に、首を傾けた。 「えっと…、どなたですか?」 『昨日、電話を貰った瑞希の高校の友達で里山と申します』 あ…、 瑞希の件で電話をした、何人かの内の一人の---