「…本当に人形が動いた」 「…うん」 唖然とする諒ちゃんに返事をしながら、さっきまで人形のいた場所から視線を外す事なく私はジッと見ていた。 さっきのお店にも現れた瑞希。 やっぱりずっと、私達の後をつけているの? いつの間にか読経の声は止んでいて、幾人かの人達が片づけを始めているのに気付いた。