「…瑞希?」 「結衣、どうした?」 「あ…。今、瑞希の部屋の人形が…ってあれ?」 諒ちゃん向けていた視線をもう一度、柱に向けたけれどもうあの人形はいなかった。 食器ももう…、 動いてはいない--- 「人形がいたのか?」 「うん…。でももう、消えちゃった」 「そっか…」 気のせい…、 ではなかったはず……なんだけどな---