「人形が私に向けて投げてきたの。…私の左の薬指を切断するつもりだったみたい」 「なん…、で…?」 「分からない」 何で左の薬指なんて狙ったのか…。 あれ? 左の薬指って--- 「結婚や婚約した時とか愛を誓う時、その指に指輪をはめる大事な指だよね?…まさかそれでこの指を狙ったって事、ある筈ないよね?」 「………」 諒ちゃんの目が見開き、私を見る。