「結衣ッ!その血は何なんだ?」


「んーッ、指が---」


「指?…ってオイ、結衣?!寝るなよ!」





無理---





ごめん諒ちゃん…、


話しはまた、明日ね---




安心した私はそのまま諒ちゃんにもたれ掛かると、意識がプツリと途切れた。