【嵐side】
 なんで、私に感謝してるんだろう?あっ、そうだ。
「あの~、磨央くんと戦う前に聞いた事覚えてますか?」
「あぁ、あのこと?実はうわさなんだけど、僕たち安呂夭軍はもともと人間だったらしい・・・」
すると、モニターに亜土さんがうつる。
「あれっ?言ってなかったっけ?君たちは、もともと人間だったんだよ。もちろん噂じゃないよ。」
「おい!じゃあなんで俺たちはロボットにされたんだよ?」
未知也くんが怒っている。
「されたんじゃないよ。自分たちでなったんだよ。あっ、そっか~。未知也と祐樹と嵐は知らなかったね。また、亜魔野に見せてもらって。」
「お、おい!どういうことだよ!?」
モニターが消えると辺りは静かになる。
「僕たち、どうなっちゃうんだろう?」
不安そうに喋る祐樹くん。私は何にも言えない。でも確かに、私たちはどうなっちゃうんだろう・・・?

【???side】
「磨央まで負けちゃったよ~。どうする?」
笑いながら喋る維安。すると、モニターがうつる。
「次はあいつに行かせるといいよ。」
と、自武さんは一言だけ言ってモニターをきる。すると、モニターにあいつがうつる。
「そうだね。自武さんの言うとおりだ。最近、すっごくヒマだったんだよね。」
「じゃあ、次はお前にまかせるよ。」
すると、ある花をみせてくる。
「これはノコギリソウ。花言葉は・・・戦い」
そういう意味か・・・
 こいつは弱そうに見えるけど、そう思っているとヤツの花に倒される・・・。