「ほん…本当…?」


「ほ、本当…!」


「じゃあ、私たち、恋人…?」


「う、うん…!」


「か、彼氏彼女…?」


「うん…!」


「デートとか、手つないだりとか、できるの…?」


「うん…!」


彼女は嬉しそうにえへへと笑った。





その時授業終了のチャイムが鳴って





それは、僕らのカップル成立の鐘のようだった。





                      end