「かしこまりました。
何かありましたら 遠慮
なさらず、お申し付け下さいませ」
頭を下げたメイドは
廊下へと引き返した…。
サユカは ようやく一人に
なれた事に安堵し、溜め息を
つき 服を脱ぎ、ジャグジーへ行く。
このジャグジー…
大型薄型テレビ付きの
ジェットバス&七色に水面を
変えられるレインボーアクアライト
付きで、一人でも楽しめそうである。
先ず 頭から
シャワーを浴び、
多数置かれてある
シャンプーの中から
薔薇の香りがするシャンプーを
選ぶと 頭をゴシゴシ…、洗った。
そして、トリートメントを髪に
馴染ませたまま 又、多数ある中の
ボディーソープの中から 普通の
石鹸の香りがするヤツで、身体をゴシゴシ…。
最後に トリートメントを
流してから、ジャグジーの
バスタブへ、足から浸かった。
周りからは、シトラスフルーティー
な香りが漂う…。どうやら このジャグジー
に入っている高級入浴剤は「アジアチカ」
っというブランドを使っているみたいだ。
乳白色のミルクバスが サユカの
肌を潤し、ツルツルにさせた。
「うわぁ…。
お肌ツルツル~♪
流石は ウィリアム・フォード家!
エリーが居たら、喜んだろーなぁ…」
サユカは ツルツルの
腕やら、太ももの手触りを
感動し こんなバスを選んだスタンに
心の中で「ありがとう…♡」っと言う。
そして ジェットバスのスイッチを
押し、レインボーに光らせたジャグジー
で 何気に映画のテレビを映し出し、
テレビは お笑い映画の「Mr.ビーン」
を放送していたので、一人で爆笑しながら
ゆっくり ジャグジーに浸かっていた。
―――約30分後、
なんと スタンがやって来て
「おい」っと共に、ガラッと
ジャグジーの戸を開けられた……。
「Mr.ビーン」の
映画に 爆笑中だった
サユカは いきなり戸を
開けられた事に、びっくり仰天。
まさか彼が 入って来るとは思いも
よらず「!?」っとなり、
「ちょ、ちょっとッ…!」
裸を見られぬ様に
ジャグジーに埋まり
スタンに後ろ向きのまま
彼を見た。彼は 既にバスから
上がり、金髪の髪は ロン毛に
なっていて、バスローブ姿であった。
「( ̄д ̄)=3
いつまで 入ってんだ?
もうすぐ、飯だぜ……?」
「あ、うん…っ!」
ジィー…っと
サユカを見るスタン…。
これでは 上がろうにも上がれない。
「…あっ、あのさ」
「ん?どうした?( ̄ー ̄)」
「………恥ずかしい」
