―…ちゅっと軽い音とともに離れた唇。 本日二回目のキスでもあり 大好きな人とした初めてのキスでもあり 私からした初めてのキス。 なんとなく恥ずかしくて 「あは…私先に戻ってるね!」 って下を向いたまま言った。 そして、ぽかーんとした顔の勇雅くんに 「…ごめんね!!」 と、だけ言い残して走り去った。