―…あ…チャイムの音。 私は、校舎と体育館の間の階段に座っていた。 勇雅くんと他の女の子が腕組んでいるところが頭から離れなかった。 ゆいも置いて来ちゃったし。 自分のことしか考えられない人間になっちゃってるな…私。