「高橋くんっ♪」 「山本…」 廊下を歩いていた私の耳に入ってきた声。 勇雅くんに話かける女の子の姿。 勇雅くんは、相変わらず女の子からモテる。 私と付き合いだしてからも結構告白とかされてるみたい。 ―…まぁ、かっこいいし 男女どっちからも人気があるから、しょうがないよね。 「瑛未たん、大丈夫?」 「うん!!勇雅くんのこと信じてるし。」 私のことを心配してくれるゆいに笑顔で答えた。