そんなSkywingギルドの扉の前に立っているそこそこ強そうな一人の男(少年だとは認めたくない)が、俺、ソウルだ。
そこそこ強い、とはいえ常人からしたら化け物クラスの強者のみが所属するこのギルドの前に立つには俺はあまりにも貧弱すぎる。
それなのになぜ俺がここに立っているかというと、その理由は
「おー、いたいた、馬鹿ソウル。」
という風に馬鹿みたいに嫌味ったらしく声をかけてきた黒髪の長身の男、俺の小さいときからの兄貴のような存在であり、このSkywingギルドの5代目リーダーであるネフィウスが関係している。
俺が小さい頃から何だかんだで色々と面倒を見てくれていたネフィウスに、俺は当時相当な憧れを抱いていた。
ネフィウスが行く所々についてまわり、何から何まで聞きまくって付きまとった程の、はたから見たら金魚のフンのように見えただろう。
現在ではこのSkywingギルドの5代目リーダーという地位にまでついているだけあり、当時15歳のネフィウスは、そこらの冒険者達よりもよっぽど実力があった。
そんなネフィウスに憧れた俺(当時8歳)は、ネフィウスに対して
「もしネフィウスがギルドのリーダーになったら僕も入る!」
と、そう申し出た所
「却下」
一刀両断されたのだ。しかしそれに激しく反抗して、俺はさらにネフィウスに付きまとって抗議した。
「OKって言うまで絶対離れてやらないからな!」
そう言って言って言いまくった結果、ようやくネフィウスから
「あー、もう分かったよ……もしもお前が15歳になってもこの話を忘れずにいられるって言うならその時にいれてやるよ。」
という台詞を引き出せたのだ。
無論俺がその言葉を忘れる訳もなく、つい昨日誕生日を迎えた俺は、速攻でネフィウスに話をつけに行き、いまに至る。
そこそこ強い、とはいえ常人からしたら化け物クラスの強者のみが所属するこのギルドの前に立つには俺はあまりにも貧弱すぎる。
それなのになぜ俺がここに立っているかというと、その理由は
「おー、いたいた、馬鹿ソウル。」
という風に馬鹿みたいに嫌味ったらしく声をかけてきた黒髪の長身の男、俺の小さいときからの兄貴のような存在であり、このSkywingギルドの5代目リーダーであるネフィウスが関係している。
俺が小さい頃から何だかんだで色々と面倒を見てくれていたネフィウスに、俺は当時相当な憧れを抱いていた。
ネフィウスが行く所々についてまわり、何から何まで聞きまくって付きまとった程の、はたから見たら金魚のフンのように見えただろう。
現在ではこのSkywingギルドの5代目リーダーという地位にまでついているだけあり、当時15歳のネフィウスは、そこらの冒険者達よりもよっぽど実力があった。
そんなネフィウスに憧れた俺(当時8歳)は、ネフィウスに対して
「もしネフィウスがギルドのリーダーになったら僕も入る!」
と、そう申し出た所
「却下」
一刀両断されたのだ。しかしそれに激しく反抗して、俺はさらにネフィウスに付きまとって抗議した。
「OKって言うまで絶対離れてやらないからな!」
そう言って言って言いまくった結果、ようやくネフィウスから
「あー、もう分かったよ……もしもお前が15歳になってもこの話を忘れずにいられるって言うならその時にいれてやるよ。」
という台詞を引き出せたのだ。
無論俺がその言葉を忘れる訳もなく、つい昨日誕生日を迎えた俺は、速攻でネフィウスに話をつけに行き、いまに至る。