「教えてよ、兄さん…!! 私はこんなところで一生過ごすの!?」 「………」 今日も少女は泣き崩れた顔で、外に向かって 目一杯叫んだ。 これが、 こうすることが 「私は…!!一体何なの…ー!!?」 この世界のためのー…… 最善策だとは知らずに。