「おー莉莉!制服似合ってるな!」






そう言って笑うあなたとは、目を合わせられないよ。


見とれちゃうから。




私は、赤らんだ顔を隠すように、悠くんの厚い胸に飛び込んだ。

大きくて温かい手のひらで背中をポンポンと叩かれる。




あぁ、大好きだよ。悠くん。