2時間かけて海につくと
着替えて
勇人を待っていた
すると
「ねぇねぇ
ひとりー?さみしくない?」
ナンパだ
「おい」
あれ低音ボイスだけど……
勇人じゃ、ない
「こいつ、俺のツレだから」
「俊くんっ」
「けっ、男連れかよ」
「大丈夫?橘」
「大丈夫、ありがとぉ
たすかった!」
「いやっ別に
てかひとり?」
顔赤ww
と、内心笑っていた
「俊くん、顔赤いよ。笑
ひとりじゃないんだけどね、
待ってるの」
「来るまで一緒にいようか?
また声かけられそうだし
その、あれ………かわいいから」
「しゅ、俊くん照れすぎ
こっちまで恥ずかしくなるよ」
「うわぁ、ごめんっ
んじゃ気をつけて、またな」

