手が離されて…
わりぃーわりぃー
って言われたけどぉ
もう、半泣き;_;
だから、ずっーと黙ってた。
そのうち、学校に到着して。
クラス分けを見ることになった。
みんな、ひとつの看板を一斉にみてる。
あたし、背が低いから…みんなの背中で見えない…
それに気づいてくれたのかな
広くんが、
「すねんなよ、悪かった。 見えねーんだろ?ちょっとこっちこい」
「…う……うん。ありがと。」
そういい、広くんの前に立つと。
ひょいっと高く舞い上がったあたしの体。
えっ…?
持ち上げられてる?
少し考えていると。
「俺とちなのクラス見つけろ!」
「あっ、うん、わかった!」
